貼付け面による違い
平面に貼る場合
カッティングステッカーは剥がす際にステッカーが伸びてしまうので、一度貼ると張り直しができません。
サイズが大きいステッカーはシワや気泡ができやすいので、貼付け面を霧吹きで濡らす水貼りがお勧めです。貼った後の水が乾くまでの間に多少の修正が可能です。サイズが小さいステッカーは普通のシールと同じ感覚で貼っても問題ありません。
曲面に貼る場合
カッティングステッカーはヘルメットのような三次元の曲面にも貼ることができます。曲面に貼る際はドライヤーの熱でステッカーを温め、曲面に沿って少しずつ伸ばすように張るとシワや気泡ができません。
以下は基本的な貼り方になります。水貼りや曲面に貼る方法は少し難しいため、詳しくは動画サイト等でご確認ください。
貼り方
STEP 1. 下地処理
ホコリ、ゴミなどの汚れや油分等を取除きます。 ガラス面に撥水処理を施されている場合は剥がれやすくなりますので取り除いてください。
※気温が10度以下の場合は接着力が低下しますので、貼付け面をドライヤーなどで暖めてから貼付け作業をしてください。気温が30度以上になるとシートが柔らかくなり作業しづらい場合があります。 朝夕の気温の低い時間帯、または日陰等なるべく涼しい場所で貼付け作業をしてください。
STEP 2. 貼付け位置を決めて仮止め
ステッカーは転写フィルム(透明)と台紙(白紙)に挟まれています。
転写フィルムを表にして貼付け位置にあて、位置が決まれば一辺をテープ等dでとめ仮止めします。
STEP 3. 台紙を剥がす
そのまま裏返し、台紙をゆっくりと剥がします。ステッカーは転写フィルム側に貼り付いています。
STEP 4. 貼付け
全体を浮かしながら端から少しずつクレジットカード等で追うように押さえていきます。空気を押し出すように押さえます。
STEP 5. 圧着
貼付け後に転写フィルムの上からクレジットカードや布等で繰り返し圧着します。特に端部や小さなパーツはていねいに圧着してください。
STEP 6. 転写フィルムを剥がす
転写フィルムを端からゆっくり剥がします。 もしステッカーが転写フィルムに貼り付いて来てしまったら、ゆっくりと元に戻して再度転写フィルムの上から圧着してください。
STEP 7. 気泡抜き
貼付け後はドライヤーで温めると接着力が増すと同時に圧着不良部が容易に発見できます。気泡ができていた場合は、カッターや針で小さな穴をあけて空気を押出してください。細かい気泡は時間が経つとフィルムが伸縮し目立たなくなります。
※気泡抜き作業の際は、カッターや針の先が施工面を傷つけないように十分注意してください。
剥がし方
ステッカーは長期間たつと柔軟性がなくなります。剥がす際は切れやすくなっていますので、ゆっくりと剥がしてください。ステッカーをドライヤーで暖めると、柔らかくなり剥がしやすくなります。剥がしたステッカーは粘着力が弱いので再利用は出来ません。
※剥がす際にヘラなどで無理に剥がすと施工面を傷つけますので十分注意してください。